それにしても家屋の被災状況が酷すぎます。

建築業界専門誌の日経アーキテクチュアに能登半島地震の被災状況が特集されていました。これまでの震災同様「見たことがない被災の状況」に目を奪われました。中でも鉄筋コンクリート造の地上７階建てのビルが横倒しになった現況写真をみると地中基礎は地中に残されたまま・・・このビルは「地中基礎に乗っかっていただけ」のように見受けられました・・・。しかもビルの片方が地中に埋まっているようにも見られます。（それにしても隣にあったであろう建物はどうなのか気になります。）こうした現場の様子はその全容が分からないまま時間ばかりが過ぎて行っているように感じさせます。避難の状況も全容が掴めていないようにも感じます。テレビや新聞では「ボランティア始動」「仮設住宅本日18戸完成」などとようやく報道されるほどにまだまだ暮らしやライフラインの復旧の目途さえ立たないようです。「一刻でも早い支援が求められています」と言われていたことを考えるといたたまれない気持ちになります・・・。