「空き家の発生を抑制するため」の特例措置について（その3）

「親の家」に降りかかっている空き家問題は「我が家」の将来を暗示しているように思うのは気のせいでしょうか・・・。家は「資産になる」ので「家賃を負担しているのなら」と手に入れたその家は「定価」では買うには高額な商品で、その多くは「家賃並みの返済額」だけど返済の総額で更に高額になる住宅ローンを利用して（家を手に入れるために住宅ローンを「購入する」と考えたらいいのかもです）「資産になる」家を手にれるのがひとつの「日本の住宅事情」と言えるのかも知れません・・・。これでは空き家になってしまっている家々はまるでその役目を終えた高額商品（耐久消費財）になっているかのようです。子育てが終わって夫婦ふたりの暮らしになり、誰も住まなくなってしまうという『日本社会の様子』をあらわしていると言えそうです。「親の家」で育てられた子どもは独立して就職して会社勤めに合わせて「我が家」を手にれて子育てをして・・・こんなループが続いてきています・・・。