もしかしたら・・・「我が家」も空き家になるかも

日本は「住宅が余っている」と昭和の時代から言われはじめました。時代は平成から令和になって『空き家問題』が騒がしくなっています。この『空き家問題』に直面している現況はさまざま・・・。でもその多くはいつかは誰もが直面することになる「親の資産を相続する」という時期を経てから親の資産であった家の扱いの結果と言えます。それぞれが「我が家」で暮らしている子どもにとって「親の家」は自分の持ち家のようには考えられないのも致し方なく、結果「ほったらかしにしてしまう」から・・・。ここで想像してみてください。「我が家はどうなるのか」と。「もしかしたら子どもも自分と同じ思いをするのかも」と。「子どもにとってはこの家は育てられた家」「この家は子育てをする家ではないのでは」「ほったらかしかも」・・・。子どもは社会に出ると「我が家」を自らの意思（好み）で手に入れて「親の家」は相続する資産（家）になって・・・『空き家問題』になる・・・。こんなことがこれから先も繰り返されて行くように感じています。