今住んでいる家を空き家にしないさせない

『空き家問題』は空き家になっている家を「ほったらかし」にする視点で語られることが多いです。そのため国は「空き家の放置が続くと、倒壊や外壁の落下といった危険が増し、ごみの不法投棄や放火など治安の悪化につながる懸念」という立ち位置から『空家法』を施行しました。このためか新聞テレビなどマスコミからも「治安が悪くなる」「草木が生い茂る」「ゴミが貯まる」「放火されたら危ない」「倒壊したら大変」などなど『心配事』が印象的な映像や写真などで指摘されています。昭和の時代から住宅の総数が世帯数を上回る「家が余っている」現象が続いていることを考えると、昭和に時代に空き家になって久しい家は時と共に痛み、劣化して倒壊の危険も増していくのは当たり前のように感じませんか・・・。久しく「空き家になっている家」のことは『空家法』でなんとかするとして、これから先、家族の誰かが暮らす親の家や我が家を「空き家にしない」「空き家にさせない」ことを考える価値は大きいのでは・・・。