今ある家を空き家にしないさせない（その２）

「家賃を払い続けるのなら自分の資産になる家を家賃と同程度の負担で手に入れた方が得」と夢のマイホーム（資産）を手に入れて、子育てを続けて、子どもを自立させ、子どもが独立していって残されたのは夫婦ふたり・・・。これではまるで子育てのためだけに「我が家」を手に入れたように感じることがありませんか。その「我が家」の価格は決して安くない金額（世の中で一番高い買い物）で・・・その高額な家を手に入れるには「住宅ローン」を使うのが普通になっています。その「住宅ローン」の返済総額を改めて見てみると・・・「！？？？」低金利でも高額な家の価格の１～２割増し・・・。こうして手に入れた「我が家」にはあなたの子どもは戻って暮らすことが「叶わない」のが現実になっているように感じませんか。昭和の時代から続いている「家余り」の現象はこうした社会の現実を物語っているのではないでしょうか・・・。そこで、そのままなにもしないで時間ばかりが過ぎ去っていくのを待つよりも「我が家」を加齢に相応しい家にしていくことをお勧めしたいです。（つづく）