その家が『空き家問題』になる前に・・・（その３）

あなたの「我が家」が『空き家問題』になろうとしています・・・。「そんなことあるわけないじゃん」と思われましたか・・・。それではあなたが育った家の現状を考えてみましょう。その家はどうなっていますか。現在個々別々に「我が家」に暮らしている兄弟姉妹の誰かがその「親の家」にこれから先暮らしていきそうですか。現在の日本の社会で顕著にみられるのは「親の家」に相続の時期が訪れて、その家が子ども世代の兄弟姉妹の「お荷物」になってしまうという現象です。そんな現実があなたの「我が家」の将来に待ち受けていると言えるのでは・・・。家はもともと「人生で一番高い買い物」で文字通り高額な買い物なのに、その価格で買うことができるのは現金のみ。そんな『高額な商品』が空き家になろうとしている現象はあなたの「我が家」にも待ち受けている・・・。あなたの子どもは親と同じ道を辿り自立して独立して社会生活をするようになります。そしていつかは「我が家」を構えて自身の家族で家庭生活を営んでいく・・・こんな未来が見えて来ませんか。その子どもは「親の家」には戻って暮らすことは難しいと思いませんか。こうした「もしも」を考えてその時に備える、そんな現実を考えて暮らし方を見直しておく。こうしたことが必要な時代になっているのでは・・・と思います。