『空き家問題』に挑んでいます。
2024/09/11
一棟のマンションにある住戸に誰も住まない住戸が出てくれば建物の維持管理がままならなくなりますと先のブログでふれました。ここに国土交通省がまとめた「令和3年度マンション大規模修繕工事に関する実態調査」という資料があります。建物修繕の周期は12~15年で、築年数の経過に合わせて2回3回と実施していることがわかります。3回目ともなれば40年ほどの月日が経ち、住まう人も高齢になりマンションの住戸にも「空き家」が出始めてしまう時期かと思います。ざっくり1住戸当たり100~125万円ほどの修繕費用がかかる調査結果になっています(規模の大小にはさほど影響がないようです)。一棟マンションでの「空き家」の増加はそのマンションに住み続ける人に建物修繕費用の負担を負わせてしまうことにつながっていきます。多くの人が集って暮らすマンションでは人口減少がじわじわと建物を「蝕んでいく」原因にもなると思いませんか。土地付き一戸建てからマンションまで人が暮らす家はさまざまです。どんなかたちでもひとそれぞれで「気に入った場所」に「気に入った間取り」の家を探し出して住宅ローンのお世話になって「我が家」を手に入れています。「家賃を払うくらいなら同等な負担で自分の資産を手にれた方が得」とばかりにわが国日本では「新築の家」を手にれる機運が浸透しています。そうして手に入れた「我が家」は、住宅ローンを完済する頃には「資産価値」の査定はゼロになります。なんだかおかしいですね・・・。家族を持ち「子育てのために」手に入れた家がその役目を終えたかのように夫婦ふたりきりの暮らしの家になり、各人各様に「我が家」を手に入れた子どもたちにとっては「空き家」という負の資産になってしまうのが只今現在の『空き家問題』のもとなんです。そんななんとも「モッタイナイ」(BYマータイ女史)現況から空き家問題に挑んでいる最中です。
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